事業概要
■生活の中で発生する「鍵・ガラス・水回り・害虫害獣駆除」などの突発的なトラブルに対して、最適な現場スタッフの自動手配を可能にするSaaSを開発します。
■ 現場スタッフの位置情報やスケジュール、個々のスキルを数値化し、最適な現場スタッフをレコメンド表示させる機能や、現場スタッフのスケジュールを自動調整する機能を備える方針です。
仕事内容
■ 概要 ・新規事業のSaaSプロダクト開発をお任せします ・2~3年以内を目途に、CPO/CTOとして、プロダクト開発全般を統括していただきます
■ 詳細 ・新規事業の責任者と連携して、要件定義や基本設計と、外部ベンダーとの調整や品質管理などプロジェクト全体のマネジメントをおまかせします ※2023年3月現在は、外部のコンサルタントからのアドバイスをもとに、ベンダーの選定と要件定義を始めています ※実装工程はベンダーが担当する予定で、その内容やペースの評価もおまかせします
<募集背景> これまでのビジネスの事業ドメインの再定義に伴い、既存事業のDXとその延長上の新規事業としてSaaS事業化を計画しています。 現在、社内にはDXやシステム開発を推進できる人材が不在なため、経験豊富な方に裁量を持って推進していただきたいです。
<開発予定のプロダクトについて> 生活の「鍵・ガラス・水回り・害虫害獣駆除」に関するトラブルに対応できる、最適な現場スタッフの自動手配が可能なSaaSを開発する予定です。 現場スタッフの位置情報やスケジュールのみならず、個々のスキルも数値化し、最適な現場スタッフを優先順に複数名レコメンド表示させる機能も備える方針。
また、現場スタッフが作業中で対応できない場合でも、自動的に仕事を受けることができる 現場スタッフ向けのプロダクトとしての機能も開発していきたいと考えています。 緊急駆付け事案に限らず、今後成長の見込まれるハウスクリーニングや訪問介護/看護などお客様の指定する場所へスタッフが伺ってサービスを提供する事業者への提供を想定しています。
<業務の進め方> ・現場での業務をシステムに落とし込んでいくため、現場スタッフとコミュニケーションを密に取りながら業務への理解を深めていきます。 ・ご入社の前に先行しているプロジェクトの進捗をキャッチアップし、以降ベンダーへの指示や製作物の評価を行いな がらプロジェクトを進めていただきます。 ・2023年秋~冬を目途にプロトタイプを社内向けにローンチし、社内からのフォードバックをもとにプロダクトを磨き 込んだのち、同業界の事業者へSaaSを展開します。 ・ゆくゆくはtoC(訪問先の一般のお客様)向けのアプリとしての展開も視野に入れています。
■ この仕事の面白み、魅力 <スタートアップ企業にて、キャリア開発ができることが最大の魅力> プロダクトリリース後も追加機能の開発を適宜行う方針で、ゆくゆくは開発を内製化していきたいと考えています。 そのほかカスタマーサクセスを担う人材や、クライアントへのシステム導入の際のカスタマイズを担う人材も採用したいと考えており、その組織づくりにも関与できます。 IPOのドライバーになる事業を担うポジションのため、経営視点も養うことが可能。
<業界に与えるインパクトの大きさ> 当社を含めた業界全体として、IT化が進んでおらず、ノウハウが属人化していたり運用を人力に任せていたりすることの多い業界です。 システム化による生産性向上の余地が大きく、自身が創り上げたプロダクトが、業界のDXに大きな影響を与えます。
求められるスキル・人物像
■ 必須スキル/経験 ・ユーザ企業や開発会社における、プロジェクトマネジメントの経験 ※規模は問いません、主体的に関わった経験が必須です ・業務システムの要件定義、設計、開発、テスト、運用の一連のシステム開発の経験
■ 歓迎スキル/経験 ・データ連携基盤の開発、運用の経験 ・コンサルティングファームでのシステム関連業の務経験 ・システム導入の経験(業務要求整理、業務およびシステム要件定義、ベンダーマネジメント)
・ベンチャーやスタートアップ企業での業務経験 ※特に、下記の経験があると尚可 ・CTO ・開発チーム立ち上げ ・プロダクトのローンチ
■ 求める人物像 ・現場とのコミュニケーションの機会が多いため、周囲の方と密に連携ができる方 ・自社プロダクトの開発に携わりたい方 ・市場価値の高いIT人材としてスキルアップするために、経営視点を養いたいと考えている方 ・大きな裁量をもって新しいことにチャレンジしたいと考えている方 ・スタートアップ企業で、自身が指揮を執って活躍したいと考えている方
勤務地・給与・その他情報
開発環境・現場
このPJ・案件で使われている技術
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開発手法 |
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事業内容の詳細
BEST株式会社は、生活の「鍵・ガラス・水回り・害虫害獣駆除」に関するトラブルの緊急駆け付け対応サービスライフレスキュー事業と、その集客やパートナー企業への送客を行うコールセンター事業の、大きく2軸で事業を展開する企業です。
当社の事業は、ガラスや水回りなどの生活周りのサービス提供をする継続性のある事業のため、人口減少や高齢化、景気に左右されにくいことが特徴。2022年5月期には、売上26億円を突破しました。 また、自社スタッフに加えて日本全国に代理店とパートナー企業を持っているため、広くサービスを提供することが可能。全国展開しており、年間8万件から10万件程度ほどお客様からお問い合わせがあります(2023年3月現在)。
今後は、人口減少による事業規模のシュリンクや緊急駆け付け業務のコモディティ化などのリスクに対応するため、①年間8万件から10万件の顧客とのF2Fの接点を生み出す集客力、②お客様のニーズを汲み取り案件化するユニークなコールセンター、③お客様のお困りごとをスピーディーに解決する専門性の高い営業部、これら3つのリソースの活用による新規事業を立ち上げる予定です。
具体的には、案件に対応する適切なスタッフをアサインする(配車する)SaaSビジネスを展開する方針。 これまでの当業界のスタンダードは、コールセンターがお客様から依頼を受け、SVや配車担当者がその経験則に基づき誰が現場に駆けつけるかの指示を出すスタイルでした。しかし、スタッフの保有スキルや経験が個人ごとに異なり統一されたものでないことが課題で、「もっと早く現場に駆けつけられる人がいた」、「現場への到着スピードを重視するあまり、業務に慣れていない現場スタッフに担当を任せてしまった」などの問題が起こっていました。この問題を解決するため、現場スタッフの位置情報やスケジュール、個々のスキルを数値化し、最適な現場スタッフを手配できるシステムを開発していきます。 既存事業での利益をもとに、外部資金に頼らずに新規事業を育成し、SaaS事業をコアに2027年までのIPOを目指します。