事業概要
■ AIを用いた痛み判定補助システム『PMS-2(仮名)』の開発・研究を行っています
■ 世界でも先駆けて脳波を使用した痛みの自動判別システムを扱っており、日本ペインクリニック学会第56回学術集会で最優秀演題賞に選出された実績を持っています
仕事内容
■ 概要 ・自社で研究中の痛み判定補助システムにおける脳波取得部(ハードウェア)と、取得した脳波を解析し痛み推定値Pain Scoreを算出するシステム(ソフトウェア)におけるエンジニアを募集しています
■ 詳細 <募集職種と業務内容> ・PdM タスク管理/開発チームマネジメント/進捗確認/委託先(ハードウェア/ソフトウェア)との交渉や成果物のチェックをはじめとするマネジメント業務をお任せします
・クラウドエンジニア クラウドシステムの設計から運用までのフェーズを幅広くお任せします
・アルゴリズムエンジニア 脳波データ分析や機械学習モデルの構築などの業務をお任せします
<目指しているゴール> 下記を実現することを目標としています。 ・2023年に開始される治験のために、痛み判定補助システム『PMS-2(仮名)』を、ハードウェア/ソフトウェアを連携させ、治験実施可能な状態へ立ち上げる ・2021年に実施された治験の臨床結果をデータ分析し、初期バージョンのシステム/アルゴリズムと現在バージョン の精度比較を行う ・2023年までに完成する次期バージョンにおいて、取得した脳波をアルゴリズムの精度向上に利用できる形でのデータ蓄積を行う ・2024年までの医療機器の仕様に直接関与しないクラウドデータ管理システムを稼働させる
<チームに関して> ・直属の上司は代表取締役です ・留学生を含むアルバイト3名~5名、社員数名とともに日本語、英語を活用しコミュニケーションを取りながら業務を進めます
<開発環境> ・測ったデータを数値化するだけではなくユーザー(医者、患者)がシステムを通して痛みについてコミュニケーションが取れるようなサービスを目指しています ・最終目標として、疼痛の我慢を少なくすることで利用者のQOL改善に貢献することを目指しています ・基本はアジャイルを採用していますが、フェーズやスケジュールに合わせ、柔軟に開発手法を採用しています ・コミュニケーション、タスク管理には、GitHub、Confluence、JIRA、Slackを使用しています
<開発中のプロダクトに関して> ・患者の前額部より取得した脳波を解析し、痛みの客観的指標を0~100の数値で表示することで、医師や看護師の仏痛管理を補助する目的の痛み判定補助システムの開発に取り組んでいます ・末梢から判別可能なシステムと比較しても、誤差の小ささや、意識があるときにも自律神経などの影響を受けず判定できることが大きな強みです ・今後は手術後の痛みに対する仏痛管理などから実用化をスタートさせる予定です
■ この仕事の面白み、魅力 ・少数組織のため、裁量を持って働くとができます ・客観的な指標がない初の試みに対して、指標を作るフェーズから携わることが可能です ・先端技術を形にして、社会課題を解決するサービスとして世の中に送り出せるやりがいがあります ・社内外の開発関係者とやり取りを行うため、高度な折衝能力を身につけることができます ・日米欧の3極で2027年に11兆円を越える可能性を持つ疼痛市場における、先端的なサービスに取り組むことができます
脳波を使用した痛み判定補助システムの開発に取り組んでいます。 学術集会で最優秀演題賞に選出された実績を持ちます。
求められるスキル・人物像
■ 必須スキル/経験 まずはお気軽にご応募ください
■ 歓迎スキル/経験 ・ハードウェアに組み込む、通信するソフトウェア開発のプロダクトマネジメント経験 ・何らかのプログラミング言語(Pythonなど)を使用した経験 ・ハードウェアに組み込む、もしくはハードウェアと通信/連携等を行うソフトウェアの開発、プロジェクトマネジメントの経験 ・何らかの測定器の開発経験 ・生体データ/アナログデータの取り扱いの経験(脳波データだと尚良し) ・大学でのポスドク/助教などアカデミアの経験 ・大学等のサイエンス/生命/工学等の専門的分野の学習経験
■ 求める人物像 ・ベンチャーマインドを持って、自発的にサービス開発まで取り組むことができる方 ・研究やメンバーの意見を汲み取って行動できる方 ・研究主任と円滑にコミュニケーションを取り、アイデアを汲み取れる能力をお持ちの方
勤務地・給与・その他情報
開発環境・現場
研究者と協力しながら業務を進めています。 優れたノウハウを持つ経営陣とともに、社会課題を解決するサービスを開発を進めます。
このPJ・案件で使われている技術
プログラミング言語 |
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クラウド |
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サーバー・OS |
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プロジェクト管理 |
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コミュニケーションツール |
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得られる経験・キャリアパス
■ キャリアパス ・本人の志向性やスキルに合わせ、マネージャー、スペシャリストへキャリアアップすることが可能です ・事業をリードする存在として活躍することを期待しています
事業内容の詳細
PaMeLa株式会社は、2016年2月創業のスタートアップ企業です。 大阪大学大学院生命機能研究科の研究成果を社会実装するために創業された研究開発型ベンチャーとして、患者の前額部より取得した脳波を解析し、痛みの客観的指標を0~100の数値で表示することで、医師や看護師の仏痛管理を補助する目的の痛み判定補助システムPMS-2の開発に取り組んでいます。 今後は「患者さんに等しく安全で快適な医療を届けるために、痛みを誰もが同じ指標で測定できる方法を確立し社会に貢献する」というミッションのもと、手術後の痛みに対する仏痛管理などから実用化をスタートさせ、つけ外しが簡単な小型脳波計等を参考に、患者さんに負担が少ないコンパクトな機器の開発を進める予定です。