株式会社kubellのエンジニア求人・転職・採用 | ビジネスチャット『Chatwork』の開発・運営を行う企業においてSRE業務をお任せします／全国の中小企業のDXを推進する、信頼性の高い開発・運用に携わりませんか

■ 概要 以下を目的とした技術的な課題解決に携わっていただきます。

■ 詳細 ・開発や運用のレベルを維持し、品質の高いソフトウェアを安定的に稼働 ・異常の早期検知 ・組織横断的なインフラ整備と開発スピードの向上 ・運用管理の自動化および自立化の仕組み設計/構築 ・変更の即応性や信頼性の高いシステム基盤を設計

※対象領域が多岐にわたるため、スキルと経験によって専任/チーム化をして課題解決を行います

＜具体的な業務＞ ・Kubernetes clusterの基盤整備：定期的なEKSのversion upのドライブ、version upフローの改善、CI/CDの整備を行います ・AWSインフラの最適化、Infrastructre as codeの推進：全AWSリソースのTerraform化によるcode化を進めています ・モニタリングの整備、インシデント対応 ∟サービスの安定稼働のために、DatadogなどのSaaSをフル活用してさまざまな形でのモニタリングを行います ∟インシデント発生時は、主にサーバーサイドグループのメンバーと協力しながら、原因特定や解決、恒久対策を行います ・データストレージの運用：Amazon Aurora、Amazon Elasticsearch Service、Amazon DynamoDBなど複数種類のストレージの監視や運用を行います ・オンコール対応：主にKubernetes clusterの基盤障害への対応を行います

変更の範囲：部署異動などにより当社業務全般へ変更する場合があります（出向含む）

■ この仕事の面白み、魅力 ・全国の中小企業の事業を支える信頼性の高い『Chatwork』の開発/運用に携われます ・安定したKubernetesクラスターの運用や開発者体験の向上、開発生産性の可視化、AIを活用した運用効率化など多岐にわたる技術的課題に取り組めます ・常に改善が求められるプロダクトに関わることで、自身の技術力や経験を向上させることができます

＜募集背景＞ SREグループは『Chatwork』のサービスを安定して提供できるように、アプリケーションの実行基盤の整備を行います。また、既存のシステムが稼働しながらアーキテクチャ刷新プロジェクトが並走する過渡期でもあります。 2025年3月現在抱えている開発環境の課題は、開発組織の拡大に伴い開発環境の再現性・ポータビリティの低さがボトルネックとなり、開発効率やプロジェクトの安定性に影響が出始めていることです。 その解消のために、以下の実行を推し進めている最中です。

・ システムリプレイスに向けた準備：将来的に必要となるシステムリプレイスに備え、既存システムのポータビリティ向上とIaC導入を進めることで、円滑な移行と効率的なシステム構築 ・ IaCノウハウの蓄積：既存システムを題材にIaCの導入と運用を経験することで、最適なモジュール構成や定義の管理フローに関するノウハウを蓄積 ・ 開発生産性の可視化：SLI/SLO/Four Keysといった指標に基づいた開発生産性の可視化を推進 ・ 運用コストの削減：HBase、Kafka、ZooKeeperといった複雑なサービスの運用コスト削減に取り組む（例：HBaseの廃止、Aurora v2からv3への移行）

中長期では、以下の状態を目指します。 ・定期的なEKS version upを少ない工数で回し続ける体制や仕組みの確立 ・すべてのアプリケーションがk8s上で動いている ・システム全体がIaCで管理されていて、AWS内であればアカウントやregionを気にすることなく、完全な環境のポータビリティを持っている ・Kafkaのフルマネージドサービス移行により、運用負荷の軽減やコストの圧縮、新アーキテクチャ移行に対する安定した基盤の提供ができている ・SLI/SLO/Four Keysといった指標が有効に活用され、改善の意思決定に使用されている