<先端技術に携われる>自社で研究中の痛み判定補助システムにおける脳波データ分析や機械学習モデルの構築などの業務をお任せします
2024/4/12 更新
AI・機械学習エンジニア
大阪府
800-1000万円
自社サービスあり新規立ち上げ新技術に積極的ベンチャー企業裁量労働制あり
事業概要
■大阪大学大学院 生命機能研究科の研究成果である「脳波を用いて痛みを定量化する技術」を社会実装する目的で2016年に創業した研究開発型ベンチャーです。 患者の前額部より取得した脳波を解析し痛み指標を0~100の数値で表示することで、今まで主観で判断していた痛みを客観的に評価するシステムの開発に取り組んでいます。 まずは手術後の痛みに対し医師や看護師の疼痛管理補助システムの実用化を目指します。(Class II想定)。 2021年に探索的治験に成功し、2024年3月から検証的治験の開始をしています。
■ 世界でも先駆けて脳波を使用した痛みの自動判別システム『PMS-2(仮名)』を扱っており、日本ペインクリニック学会第56回学術集会で最優秀演題賞に選出された実績を持っています
仕事内容
■ 概要 ・自社で研究中の痛み判定補助システムにおける脳波データ分析や機械学習モデルの構築などの業務をお任せします ・アルゴリズムの精度を上げることを目的とした幅広い業務をお任せします
■ 詳細 脳波データ分析や機械学習モデルの構築を通して、下記を実現することを目標としています。 ・2023年に開始される治験のために、痛み判定補助システム『PMS-2(仮名)』を、ハードウェア/ソフトウェアを連携させ、治験実施可能な状態へ立ち上げる ・2021年に実施された治験の臨床結果をデータ分析し、初期バージョンのシステム/アルゴリズムと現在バージョン の精度比較を行う ・2023年までに完成する次期バージョンにおいて、取得した脳波をアルゴリズムの精度向上に利用できる形でのデータ蓄積を行う ・2024年までの医療機器の仕様に直接関与しないクラウドデータ管理システムを稼働させる
<チームに関して> ・直属の上司は代表取締役です ・留学生を含むアルバイト3名~5名、社員数名とともに日本語、英語を活用しコミュニケーションを取りながら業務を進めます
<開発環境> ・測ったデータを数値化するだけではなくユーザー(医者、患者)がシステムを通して痛みについてコミュニケーションが取れるようなサービスを目指しています ・最終目標として、疼痛の我慢を少なくすることで利用者のQOL改善に貢献することを目指しています ・基本はアジャイルを採用していますが、フェーズやスケジュールに合わせ、柔軟に開発手法を採用しています ・コミュニケーション、タスク管理には、GitHub、Confluence、JIRA、Slackを使用しています
<開発中のプロダクトに関して> ・患者の前額部より取得した脳波を解析し、痛みの客観的指標を0~100の数値で表示することで、医師や看護師の仏痛管理を補助する目的の痛み判定補助システムの開発に取り組んでいます ・末梢から判別可能なシステムと比較しても、誤差の小ささや、意識があるときにも自律神経などの影響を受けず判定できることが大きな強みです ・今後は手術後の痛みに対する仏痛管理などから実用化をスタートさせる予定です
■ この仕事の面白み、魅力 ・少数組織のため、裁量を持って働くとができます ・客観的な指標がない初の試みに対して、指標を作るフェーズから携わることが可能です ・先端技術を形にして、社会課題を解決するサービスとして世の中に送り出せるやりがいがあります ・社内外の開発関係者とやり取りを行うため、高度な折衝能力を身につけることができます ・日米欧の3極で2027年に11兆円を越える可能性を持つ疼痛市場(※)における、先端的なサービスに取り組むことができます
※参考:Report Oceanが2019年に行った調査によると、世界の疼痛管理薬市場は約659億6310万米ドルで、2020年から2027年の予測期間に3.9%の成長率で、2027年には855億4930万米ドルに達すると予想されている(1ドル150円で計算すると、12兆8000億円程度)
求められるスキル・人物像
■ 必須スキル/経験 ・Pythonの使用経験(2年以上)
■ 歓迎スキル/経験 ・生体データ/アナログデータの取り扱いの経験(脳波データだと尚良し)
■ 求める人物像 ・ベンチャーマインドを持って、自発的にサービス開発まで取り組むことができる方 ・研究やメンバーの意見を汲み取って行動できる方 ・研究主任と円滑にコミュニケーションを取り、アイデアを汲み取れる能力をお持ちの方
勤務地・給与・その他情報
- 勤務地
- アクセス
- 勤務時間
- 想定年収
- 雇用形態
- 休日・休暇
開発環境・現場
■ 配属先:臨床開発本部 ■ 開発環境 ・脳波取得部(ハードウェア)と、画面設計の部分(ソフトウェア)はベンダーへ委託しています ・痛み判定補助システムPMS-2の表示部は2つのモジュールに分割されています ・表示部アプリのUI部分のアプリケーションclientはReact、脳波計とBluetooth接続処理が記述されたモジュールnativeはReactNativeで動作します ・現在はclientのWebアプリケーションをnativeがWebView経由で表示する形式ですが、将来的にはnativeでアプリケーションを製作する予定です ・痛み推定値Pain Scoreを計算する計算サーバーはPythonで記述されており、RPCを用いて表示部と通信しています ・エディタはVSCode/Pycharmを利用、GitHubでバージョン管理をし、補助としてSourceTreeを導入しています ・機械学習のフレームワークはTensorFlowを用いています ■ チーム詳細 ・メンバー5名が在籍しています(2024年4月時点) ・商品開発本部、臨床開発本部、管理本部にそれぞれ所属しています
このPJ・案件で使われている技術
- プログラミング言語
- PythonMATLAB
- クラウド
- AWS
- サーバー・OS
- Android
- プロジェクト管理
- GitHubJIRAConfluence
- コミュニケーションツール
- SlackZoom
得られる経験・キャリアパス
■ キャリアパス ・将来的に、サービスの意思決定に携わるようなポジションへのキャリアアップを期待しています
事業内容の詳細
PaMeLa株式会社は、2016年2月創業のスタートアップ企業です。 大阪大学大学院生命機能研究科 中江文(現当社取締役CSO)の研究成果を社会実装するために創業された研究開発型ベンチャーとして、患者の前額部より取得した脳波を解析し、痛みの客観的指標を0~100の数値で表示することで、医師や看護師の仏痛管理を補助する目的の痛み判定補助システムPMS-2の開発に取り組んでいます。 今後は「患者さんに等しく安全で快適な医療を届けるために、痛みを誰もが同じ指標で測定できる方法を確立し社会に貢献する」というミッションのもと、手術後の痛みに対する仏痛管理などから実用化をスタートさせ、つけ外しが簡単な小型脳波計等を参考に、患者さんに負担が少ないコンパクトな機器の開発を進める予定です。
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