■事業内容： （1）FPD用ガラス基板製造プラント等の板・電子用ガラス製造プラント及び関連装置、ガラス槽窯炉の設計から施工 　　 監理 （2）自動車ガラスと、その生産活動で使用するツールの設計から部品調達、製作 （3）AGC株式会社の計装設計全般、生産管理・制御システムの設計施工業務 （4）プラント建設及び付帯設備、装置の設計から立上げ支援 （5）ガラス製造（加工）工程に使用される小口消耗品、予備部材等の輸出入・販売事業、FA化のための機材調達

■同社の強み： ・日本で初めて板ガラスの量産化に成功（※）した100年以上の歴史を持ち、世界でも名の知れたガラスメーカー 　であるAGC株式会社の100％子会社として、ガラス事業を基盤としたエンジニアリング業務を行っています。 　AGC社のエンジニアリング部門と各工場の施設部門との協業により、世界トップレベルの生産設備を設計、開発、 　また海外プラント建設などのプロジェクトの執行やAGC社独自技術の外販を担当しています。 ・ガラス技術、化学技術をコア技術に事業を展開／拡大し、現在では建築用、自動車用、フラットパネルディスプレイ 　用ガラス、フッ素樹脂フィルムやイオン交換膜などの分野において、世界トップクラスのシェアを持つグローバルな 　部材サプライヤーです。ガラスという素材分野で第一人者の地位を築いてきただけでなく、無機化学、有機化学、 　セラミックス、光や半導体などのエレクトロニクス関連、更にはエネルギー分野など、実に幅広い領域に事業を拡げ 　成長しています。 ・AGC社各カンパニーの研究所や中央研究所が開発した新製品は、量産体制ができて初めて社会に出て行く価値のある 　製品となります。その量産技術、設備の開発を全世界に展開している同社はいわゆるエンジニアリング会社とは異な 　り、グループ全体の事業展開において大きな役割を担っています。

※平成18年度科学研究費補助金特定領域研究『日本の技術革新―経験蓄積と知識基盤化―』計画研究「産業技術史資料に基づいた日本の技術革新に関する研究」（17074009）の研究成果より