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株式会社ROMS

買い物の体験を進化させるような、新しいプラットフォームの構築を目指す

会社概要

小売業界や物流業界に横ぐしを通したソリューションを開発し、新しい物流様式を生み出す

株式会社ROMSは、2019年6月3日に設立されました。主に小売店舗・物流施設に対するロボティクス・自動化関連ソリューションの企画や開発、販売を行っています。現在はPoCを実施しながら開発を進めている段階で、すでに展開している店舗としては、セルフショッピングストア『MOPU』があります。浅草駅近くに位置する『MOPU』では、店頭のKIOSK端末での買い物と、スマホで事前注文した商品の受け取りの双方が可能。自動販売機のような感覚で、幅広い商品を購入できます。

現在、日本の小売店は倉庫サービスやアプリなどを個別で導入しており、全体に横ぐしを通した自動化が進みづらい傾向にあります。当社では物流に関係するシステムをモジュール化することで、業態に合わせて一気通貫でのサービスを提供を目指しています。また、ユーザーのUI/UXを意識したサービスづくりにも取り組んでおり、人手不足が深刻化している日本の労働人口の問題を解消を目指しつつ、クライアントに新しい購買体験を提供しています。

今後は『MOPU』をベースにさまざまな業態にソリューションを展開していきたいと考えています。現在のコンビニに併設されている状態から、ドラッグストアやスーパーなどにも設置していく予定です。ゆくゆくは、無人店舗としてだけでなく、ネット販売の受取・配送の拠点にもなる「RSC（Robotics Convenience Store）」の実現に向け、提携先の企業との実証実験を進める方針です。

セルフショッピングストア『MOPU』を開発

会社の魅力1

ROMSのメンバーは16名で、平均年齢は30代後半です。現在は事業のスタート段階であるため、業務委託や副業のメンバーが多いですが、現在携わっているメンバーは将来的に当社にジョインする予定です。

入社後は商品の搬入や廃棄など、『MOPU』のサービスの流れを実際に体験していただきます。それと並行して、進行中のプロジェクトに参加しながら、開発業務に慣れていくスタイルです。基本的にはリモートで勤務しており、週1回はコワーキングスペースで会議をしています。リモートでのコミュニケーションには、ZoomやSlack、Meetなどを活用しています。

当社のメンバーには大手企業でのシステム開発経験が豊富で、エンジニアとして学べる領域が広いのが魅力。さらに、エンジニアが企画から要件定義、実装までのすべてのフェーズに携わることができるため、フルスタックエンジニアやビジネス感覚のあるエンジニアを目指している方に適した環境です。

会社の魅力2

ROMSは、小売業のIT化を進めることをミッションに事業を展開しています。小売業界の市場規模は160兆円ほどであるのに対し、IT化が進んでいるのは17～18兆円ほどと、IT化が遅れている現状があります。将来日本が直面する高齢化や労働力不足などの問題を解決するためには、ロボティクス技術を活用してサプライチェーン全体を改善、進化させていくことが必要です。近年では、海外、そして日本でも事前にモバイルで注文した商品を店頭でピックアップしたり、モバイルで注文した商品をデリバリーで受け取ったりするサービスが浸透しつつあります。このような、時代の変化の波に乗った、ユーザーのショッピング体験の進化を促すような新しいプラットフォームの構築を目指しています。

代表の前野は大手総合商社の出身で、海外のIT企業を含むM&Aを担当をしていたため、事業者の知り合いが多く、そのつながりを活かした資金集めやメンバー集めを成功させています。シリコンバレーに赴任していた時期もあるため、海外のハードウェアメーカーとのつながりもあるなど、関係性は多岐にわたります。その他のメンバーも、人脈や経験を活かしてさまざまな企業と関係性を構築。創業2年ほどのベンチャーでありながら、大手コンビニや大手スーパーと協業できている点は、当社ならではの強みにもなっています。

社内ではメンバー同士の意見交換が活発で、年齢や立場を気にせず、気軽に質問しやすい雰囲気があります。「プロダクトを良くしたい」という思いが強いメンバーが多く、エンジニアも積極的にプロダクトについてアイディアを提案できます。そのため、他のメンバーの提案に対しても、自身の意見を遠慮なく言えるマインドが大切です。