MiLの従業員数は業務委託を含め25名前後で、平均年齢は28歳前後です。システム開発チームでは4名体制でこれまでECサイトの開発・運用を行ってきましたが、フルスクラッチ開発や新機能開発のためにチームを拡張、積極的に採用を行っています。

開発の際は、スクラムマスターがビジネスサイドとディスカッションを行い、その内容に基づいて実現可能な機能をスクラムで開発。ゼロからの開発業務であることから、デザイナーやビジネスサイドなど周囲とコミュニケーションをとって連携をする必要があります。 フロントエンドの開発にはReactやReduxを使用。サーバーサイドにはPHPを使用し、フレームワークはLaravelです。既存のシステムはレガシーなものでしたが、新しい技術を用いたシステムに移行するなどをして、エンジニアが働きやすい環境づくりに注力しています。

また、事業の成長スピードを達成するために、決められた仕様に沿って開発するだけではなく、個人が主体的に行動できる自律したチームづくりを目指しています。 そのようなチームでの動きは、人事評価にも直結しています。開発・制作チームの評価制度では、行動特性と技能特性を重視して職務遂行能力を等級化。行動特性では、自分で自立して多様な調整ごとを行えるかを評価し、技能特性では、幅広く対応できる能力を評価します。 例として、開発速度を重視していることから、機能の一部を精巧に作ることができるというより、ミニマムにシステム全体を作ることを評価する傾向があります。

当社は設立から間もない組織のため、キャリアパスの制約はなく個人の希望や特性に応じてキャリアを築くことが可能です。事業のゼロからイチを作る経験を積めるので、他社でも通用する人材として成長することができます。

MiLのミッションは、「自分らしい人生を食から実現」すること。代表の杉岡侑也は当社と別に人材会社を経営しており、キャリアの実現や自己実現を職業紹介する仕事で支援してきました。 支援する過程で、プレッシャーのかかる局面でコンディションを崩さない人に共通しているのは「食」がしっかりしていることだと痛感した体験がありました。食の重要さを実感し、「食で自分らしい人生を実現することに貢献したい」と感じたことがきっかけで同社を立ち上げたという経緯があります。 このような経緯から、当社は食品の卸売や小売を目的とするのではなく、食を通じて人の生活や人生を豊かにするという思いで、事業に取り組んでいます。 例えば、世間一般では、これまでは離乳食は手作りしなくてはいけないという考えが主流でした。同社は、安心して使用できる商品『the kindest』を提供することで、離乳食を作る負担を軽減し、お父さんやお母さんがお子さんと向き合う時間を生み出すこと、家族の時間に集中できる時間を作ることに貢献しています。

当社の社員は、それぞれがプロダクトをよく理解しており、常にユーザー視点を持ってプロダクト開発に携わっています。 昨年、テレビで当社の商品が紹介されたことで注文が殺到した際、人手が足りずCS対応が追いつかなかったことがありました。そのときにエンジニアがCS対応をし、ユーザーの声のヒアリングを経験。そのおかげで、エンジニアを含む全社員が、自社サービスへの理解や愛が深いという特徴があります。