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株式会社アサンテ

シロアリ防除を中心に、湿気・地震対策など住環境に関するメンテナンスに幅広く対応

会社概要

全国200か所の農協と業務提携。安定した経営経営基盤が魅力の東証プライム上場企業

株式会社アサンテは1973年に設立された、住環境に関するメンテナンスサービスを提供している企業です。東京証券取引所プライム市場に上場しており、安定した経営の基盤があります。一般戸建住宅を対象としたシロアリ防除を中心に、湿気対策、地震対策、高断熱施工など家屋の補強を行います。ほかにも太陽光発電システムやオール電化、リフォームなどにも対応。アフターメンテナンスも実施し、トータルハウスメンテナンスサービスを実現しています。法人向けのサービスとしては、トコジラミ防除や害虫・害獣対策などを行うとともに、環境改善に向けた提案も実施しています。

当社は2014年に東証一部に上場するなど（2022年プライム市場に再編）、安定した基盤を持っています。その信頼性の高さに加え、確かな技術力が認められ、現在では全国200か所の農協と業務提携していることも特徴です。住環境、特にシロアリによる被害は床下という通常確認しない場所で発生することから、お客様の多くは大きな被害になるまで気づきにくい傾向にあります。しかし、「農協のサービス」という形で日頃からサービスの案内をしているため、お客様の目に留まりやすく、早期発見が可能に。10年以上先など将来を見据えた提案もできるなど、長期的な関係を築いています。コロナ禍においても売上への影響は少なめ。営業自粛期間があったにも関わらず、今期は前年の9割程の売上を維持しています（2021年2月時点）。

現在は、東京の本社を中心に、山形、宮城などの東北地方から京都、奈良などの近畿地方まで全国に60拠点を展開しています。今後は四国地方や九州までエリアを拡大したいと考えています。

住環境に関するメンテナンスに幅広く対応します

会社の魅力1

アサンテの従業員数は、全社合わせて約1000名です。

今回の配属先となる情報システム部は10名の組織で、そのうちシステム課には8名が在籍しています。社内のヘルプデスクや社内のシステム開発、導入などが主な業務。社内システムは既存のバージョンを保持していくのではなく、社内のニーズに合うよう随時開発を行っていくのが特徴です。また、当社ではOffice365をはじめ、営業活動にはkintoneを、基幹業務システムにはIBM i（AS400）を使用しています。

営業職の活躍が売上に直結するため、具体的な開発内容は営業支援に関する内容が多いです。営業職からの要望は幅広いため、専門的な分野に特化しているよりも、広範囲を広く浅く担当できるエンジニアが活躍できるでしょう。

もう一方のセキュリティ課には2名が在籍しており、情報セキュリティ対策に関連したシステムの運用、例えばプロキシ、ファイアーウォールによるウィルス対策や、ログ分析を含めた各種システムの点検、従業員へのセキュリティ教育を行います。当社は連携先が多く、お客様の個人情報も多く扱うことから、情報漏洩のリスクに関しては重要視しており、契約を結んでいる外部の専門家に相談しながら、効果的な情報セキュリティ対策に取り組んでいます。

現在はコロナ禍ということもあり、紙を用いるアナログな帳票システムから、デジタルで帳票を管理できるシステムの開発や、リモート勤務も増えることからゼロトラストセキュリティを強化するなどITに関する施策を加速していきたいと考えています。

会社の魅力2

アサンテの経営理念は「人と技術を育て、人と森を守る」。日本では、30年を目安に家が建て替えられているのが現状です。しかし、長く住める家づくりと継続的なメンテナンスをすれば50年、60年と長期間に渡って住み続けることも可能といえるでしょう。定期的なメンテナンスによって建て替えの頻度を減らすことは、森林伐採の頻度を減らすことにもつながります。事業を通して自然環境の保護に寄与することで、現在はもちろん、将来的な環境・社会問題にも貢献できると考えています。

上記の理念のもと、当社では定期的にお客様のご自宅へ訪問し、サービスを案内することで、住宅にまつわるトラブルを未然に防ぐことを目指しています。必要性を感じない方や、床下の状況を知ることへの不安があるお客様も多いものの、繰り返し訪問して説明することで、安心感や納得感をもって床下検査する方もいます。特に高齢のお客様とは誤解が生まれないように商談をする、契約時にはお子さんなどほかのご家族にも同意を取るなど、細かな点にも配慮しています。このようにお客様との信頼関係を大切にしていることから、40～50年前からある営業所では、地域での知名度も非常に高くなっているのも魅力です。

また、会社全体として、経営方針の1つである「コンプライアンス優先の経営」にも尽力。着工前には本社の社員が契約内容をチェックし、お客様へ確認の連絡を入れています。契約内容についてご理解いただけているか、内容に間違いがないか、営業の態度は良かったかなどが確認項目です。複数の部署がお客様と接点を持つことで、改善点を早期に発見し、現場にフィードバックしています。